英語能力と給与の高さは比例せず? 韓国報告

  【ソウル聯合ニュース】韓国開発研究院(KDI)は4日に発表した英語教育に関する報告書で、社員の英語能力が高いほど給与も高いというのは幻想に過ぎない可能性が高いと指摘した。   報告書によると、英語教育にかける費用は所得階層別、地域別で大きな差があることが分かった。茶器   子どもに学校以外の教育費を支出している家庭の割合は、月平均所得が100万ウォン(約6万6000円)以下の家庭では20%程度にとどまる一方、500万ウォン以上の家庭では70%を上回った。このため大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)の英語成績や英語能力試験TOEICの得点などで所得階層別、地域別で大きな差が出ることが分かった。楽茶店所得による修学能力試験の成績の差は数学や国語より英語で顕著だった。   一方、英語能力が高給に結びつくというのは錯覚に過ぎない可能性が大きいと指摘した。婦人服英語能力の高い社員が高い報酬を受け取るのは、英語能力自体ではなく生産性向上に結びつく他の能力のためとの分析だ。   しかし、就職を前にした大学生は英語能力を向上させるために他を犠牲にする傾向が強い。鉄観音   多くの企業が採用試験で重視するのは人格、適性、専攻学科、英語能力の順である一方、大学生が重要と考えるのは英語能力、出身大学、業務に関連した経験の順で、両者に食い違いが生じている。   このため報告書は、小中学校での英語格差を解消したり、英語の授業の実用性を高めたりするほか、大学では英語のために学生らが他の能力を伸ばすのに支障がないよう、英語の講義や教養英語を改善すべきと指摘した。お茶